そろそろ参院選に向けて、気もそぞろの政治家さんも多いことだと思います。
今後の日本の方向性を占う選挙になりますので、立候補予定者だけでなく、各政党関係者は落ち着きをなくしておられるのではないでしょうか。
難しいですね。
解散による衆参ダブル選挙もうわさされてきました。
やめてくれ、というのが率直な意見です。
景気の先行きが不安なので、多くの人が浮足立っている。
言わせてもらえば、景気の後退は、そろそろそういう時期だということで、政治が変わったからって動きません。
グローバル化した現代では、アメリカ、中国の動き次第で、世界の経済動向はコロッと変わってしまいます。
政権交代などで、期待感から一時的に好転しても後でかえって悪化します。
選挙関連の駆け引きで、下手に混乱させるのは、勘弁です。
とにかく、今の日本の政治は、与党自民党がいい悪いじゃなく、野党がひどすぎます。
果して、選挙になったとして、一時的に立憲と国民は仲良しになるのでしょうか?
維新も共産も共に手をつなぐのでしょうか?
それでもいいですが、で、どういう政策を打ち出せるのか、楽しみです。
これといった政策も出せず、また加計や森友を持ち出して批判のみに終始するようなら、もう野党はいりません。
もう存在価値の見出せない野党はいっそ解体した方がいいような気がするのです。
「二大政党制」これがどう考えても、健全な形態です。
戦後の自民党主体の日本の運営は、とにかくアメリカの意向に沿う、というものです。
安倍政権もとにかくこの路線に乗っています。
構造改革、基地移転、外国人労働者受け入れ、……
北方領土も何でロシアから返してもらえないか、考えたことありますか?
日本ロシアが本気で条件をすり合わせていけば、もっと現実味が出ていいと思いませんか?
北方領土を日本に返すということは、アメリカのものになるということと同義です。
ロシア「エトロフに基地を作ろうと思ったりしない?」、日本「米軍の?そんなことさせませんよ~、約束しますよぉ」、ロシア「ふーん、そっかぁ、まあ考えとくわ」
こんな会話が裏で続いているんじゃないですか。
あまり日本人は気づいていないけど、日本はアメリカの属国と言われてもおかしくないのです。
日本の技術力は、世界トップクラスではないのですか。
なぜ、日本は飛行機をボーイング社から買い続けなければいけないのでしょう。
なぜ、ほぼすべてのコンピュータでウインドウズやアップルを使い続けなければいけないのでしょう。
ためしにちょっと作ってみる能力もないんでしょうか。
中国が立ち向かっても苦戦しています。
日本など、簡単にひねりつぶされるからこうしているより仕方ないのかもしれません。
しかし、頑丈な政策が基盤にあり、アメリカにNOといえる政治を展開できる政党が現れたら、とても素晴らしいことだと思うのです。
そこではじめて、憲法を、国防を、議論できる。
とにかく、自民党が下野しても安心できる日本になってほしいのですが、夢でしかないのでしょうか。
共産党一択のヘゲモニー制の国の方がまだましじゃないか、という気までしてくるこの頃です。