参議院選挙の結果について

参院選が終わりました。
まあ、特にサプライズもなく、こんなもんだろうなという選挙でした。
NHKから何とか、という政党から当選者が出たのだけは驚きではありました。

私は期日前投票しました。
投票日当日は、家人に付き合って、また投票場に行きました。
まあ、それぞれちょっとの時間しかいなかったのではありますが、見事に若い人の姿は見かけませんね。
政治に興味がない、失望している、からなのでしょうか、投票に行かない人は多いようです。
票は平等に与えられています。
言い方が悪くなりますが、もはや生産性などとっくにない、明日をも知れぬ高齢者たちも同じように1票を持っている。
世の中不思議なもので、これから長く生きるであろう若い人の方が命には執着がなく、どうせ先の長くない老人が必死に死を遠ざけようとする。
お金が必要な人ほどお金に無頓着で、いっぱい持っている人ほど、自分の金に執着して、財産が目減りしないか必死になるのです。
これからの日本を守ってもらわなければならない若年層が政治から離れていき、年寄りは政治にすり寄りすがろうとする。
1票を取るために、政治は高齢者に手厚く、若者から遠ざからざるを得ない、ますます若者は政治から離れていく。
どうしようもない悪循環に陥っています。
これを断ち切るために、センセーショナルな言葉や行動で注目させようとする、またはタレントを擁立したり宣伝したりして票を稼ごうとする政治にもげんなりしてしまいます。
投票に行く、という最低限度の権利と義務を放棄しながら、政治を批判する資格はない。
境遇をなげき、その責任を他に転嫁する前に、まず参加して理解しなければいけない。
こんな当たり前のことを、教えてあげなければいけません。

今の日本は、自分たちが作ったという自負のかたまりである年寄りたちが、既得利権を守るためにかつぎ上げた政治家によって運営されているのです。
しかし、それを分かっていて、何か変えようという勢力も誕生します。
そのパワーのベクトルが常に正しい方向に向いていれば問題ないのですが…
山本太郎氏などは、まだまだ大きな力とはなりえていない。
しかし、今後、どう化けるかわからないし、このユーチューブなどの手段が豊富な時代に、違うデマゴーグが現れるかもしれないとも思います。
それまで政治に無関心である人たちを、うまく取り込むことも可能です。
山本太郎氏を悪く言うわけじゃありません。例に挙げたまで。
今の新しい勢力は、マイノリティを救う、ということに突出し過ぎている感があります。
国政全体については語っていません。
私はそんな力をすべて受け入れもしないが、全否定もしない。
自分の価値観に沿う部分だけを支持します。
しかし、世の中は、「これぞ神!以外は排除!」などという方向に動きがちであり、このネット社会ではその危険性は大きい。
安易な方法、上手な方法を用い、未発達な若者の心を掴む為政者が現れるかもしれない。
その前に、危機感を持って、正しい手法で、組織票を得るために経団連に寄りそうでもなく、ポピュリズムに走らず、将来のビジョンを説くことで支持される政治家が現れてほしい。
そして、古い政治と、新しい勢力は、穏かに、しかし速やかに攻守を後退してほしい。
焦りを感じるのは、若くもなく、年寄りでもない、中途半端な私の杞憂でしょうか。