安倍政権が長期にわたって継続しています。
しかしそれもいつまで続くのか、という雰囲気は強いですね。
すでに日本経済には危機が迫っています。
経済と政権は密接につながっているものです。
景気が悪化した時が現政権の寿命が尽きるときになるかもしれません。
日本経済の縮小は国民の少子高齢化によって、次第に進んでいるのです。
これは今年一気に進むかもしれません。
もう避けられないことだと思えます。
5月の新天皇即位のお祭りムードが続いていけば、7月の参院選を乗り切るかもしれません。
10月には消費税増税が予定されていますが、これも即位礼正殿の儀を盛り上げることで景気悪化を国民に気づかれずに済むかもしれません。
そして今年を何とか乗り切れば、東京オリンピックまでは何とかなりそうな気がします。
しかし、その後はもうないのではないでしょうか。
世界的なイベントオリンピックでお祭り騒ぎをした後が恐ろしいです。
安倍首相としては、それまでに何とか念願の憲法改正の道筋を作りたいところでしょうが、間に合うかどうか…
中国は今後弱体化していくように思えます。
長く続いたバブル経済も限界のはず。
アメリカは世界の覇権争いに本気を見せています。
ファーウェイ事件はその表れでしょう。
北朝鮮がアメリカとうまく渡り合っているように見えるのはまったくの錯覚と思えます。
アメリカは北朝鮮との交渉を利用し、その後ろにある中国を揺さぶっています。
もはや、日本や韓国はもともとですが、中国も北朝鮮も、表面上は兎も角、アメリカの圧力に屈せざるを得ない状況が出来上がっていく様な気がします。
とは言え、強硬姿勢を貫き続けるトランプ政権も、いつその足もとが崩れ落ちるのか分からない状況です。
元よりアメリカファーストをかかげるトランプのこと、いつアジアに興味をなくして放り出すか分かりません。
その時を待ち構えているのはロシアでしょうか。
もしかしたらアジアに強烈な影響力を持つようになるかもしれません。
誰も逆らえないような。
日本は軍隊を持たない国です。
戦争することも禁じられています。
だからアメリカに頼っているのです。
国防を他の国にゆだねなければいけないなんて、私は、国としては出来損ないという気がします。
印象の悪い言葉ですが、富国強兵のため、憲法改正は必要かもしれません。
でも、そう簡単には進まないでしょう。
日本の危機はまじかに迫っているかもしれないのに。
しばらくは先の見えない世界の情勢は続くでしょう。
ちょっとした景気の変動で、がらりとパワーバランスが変わるかもしれません。
日本はしばらくはアメリカに寄りそうでしょう。しかしいつ何時でも柔軟に対応できる準備が必要かもしれません。
そんな国の舵取りができるのは、今はやっぱり自民党政権しかないのかなという気がします。
ならば、問題だらけでも安倍政権には長生きしてもらった方がいいのかもしれません。